#読書
半分は対談で、残り半分がごはんと味噌汁のレシピ。 残念ながら、スボラを肯定してくれる本では全くなかった。 ご飯の炊き方からして、そんな手間はとてもかけていられない。
変な題名なので、気になって読んでみた。 5編とも、私の琴線には触れなかった。
中島京子氏の入門として選んだ短編集。 『冠』『婚』に当たる話で、ぐっと引き込まれた。 4編の間にうっすら繋がりがあるのもいい。
ピエロのクリちゃんがキグレサーカスで過ごした、5年間の話。 生き急いだ感は否めないが、その生き方を羨ましく思う。
心の底から喜びを感じ、とことん楽しめる生き方とは、 自身で見つけた目的や目標に向かってじりじりと迫ってゆくことです。 生身である人間の脳の力は、フルスロットルでせいぜい一日に二時間が限度です。 自分にどんな才能が眠っているかを捜し当てる前に、…
「思い」を「言葉」に昇華させるのではなく、 「言葉」が人間の心や認識を「形成させる」。 豊穣な言葉を使うことで、 豊かな内面と世界を作り上げる契機が与えられる。 言葉なきところに自己決定は存在しない。 言葉を用意していない人は「決定」ができない…
自分の欲望を知る者、欲望を持つ者を「人間」といいます。 今まで、あなたから健康な自尊心や自己評価を奪いとっていたものについて怒れ。 それによって傷ついていた自分をいたわれ。 自分の中の何かを排除し、否定している人は、その部分を誰かの中に見たと…
セロトニンに関しては以前読んだはずなので、 今回はオキシトシンというものについて少し勉強してみようかと。 例えば、オキシトシン分泌を促しセロトニン神経も活性化させる方法として、 以下の4つが挙げられている。 ・家族団らん。 ・夫婦、恋人とのふれ…
文章も内容も面白い。 私もナイトハイクに連れて行って欲しいと思った。
今まで何となくとっつきにくくて読んだことのなかった 三島由紀夫の作品に漸くトライ。 これは読みやすい。 ただ、レター教室とは言い難い(笑)。
佐野洋子氏の本は読んだことがないと思っていたのだが、 子供の頃読んだ『わたしが妹だったとき』の著者であると知った。 「意味なく生きても人は幸せなのだ」。 そう言えるこの人が、心底羨ましい。
吉村昭氏のエッセイ集。 歴史小説も読んでみたくなった。
最初、銀河つながりで『銀英伝』が思い浮かんだ。 読後、歌つながりで『マクロス』(←よく知らないのだが)を思い出した。 なかなかこの作品の世界に入っていけず、途中で放棄しそうになっていたところ、 半分を過ぎた辺りから急に面白くなってきた。 長編な…
面白かったので、一気に読めた。 やはり、結婚という制度は謎だ。
イギリスの作家が描いた漫画。 子供では、この作品に散りばめられているブラックユーモアを理解できないだろう。 残虐な描写はないが、読み終えた時にぞっとくる、核爆弾の話。
マリンバ奏者の通崎睦美氏による、長屋再生エッセイ。 彼女の人柄や文章に好意を持てた。 「ここには設計図を載せてほしいな」とか 「この写真はカラーでほしいな」と思う箇所があったことだけは、 ほんの少し残念に思う。
書店や図書館で見かけたら、ぜひとも読んでみてほしい。 これが国策捜査というものか・・・と思った。
暗い人でも明るいという長所を、 不機嫌な人でも上機嫌という長所を持っている。 ただ、それを相手に見せるか見せないかの差があるだけ。 トラブルが身に降りかかったら、 相手を攻撃したり自分を責めたりせず前向きな思考に切り替え、 不満をこころに入れな…
掃除・片付け系の本ではなかったvv 「私は運がいい。」 すべての現象に感謝する。 自分を(それができなければ相手を)褒める。 起こることはすべて「必然」。 私たちは「人生」から試されている。 捨てないと得られない。 そうは言っても、 今の職を捨て…
子供向けの絵本。 読むと落ち着く。 絵も可愛らしい。
星新一のショートショート傑作選(加藤まさし選)。 青い鳥文庫なので、小学生でも読めるようにかなが振ってある。 バッドエンドばかりではなく、心温まる話も入っているのが嬉しい。
どちらかといえば、男性向けの小説だと思う。 面白い。 ただ、読後感は良くなかった。
何かに役立ちたい、という人間の基本的欲求が満たされていない―。 私は、何か具体的な問題に悩んでいるのではないようだ。 自分の情けなさや惨めさなどに、心が侵蝕されているのではないか。 不安という魔物に捕らわれないよう、とにかく体を動かすようにせ…
著者は違うと断言しているが、 やはり人をバカにしたような文言が見受けられ、 読んでいて気分の良いものではなかった。 第一、この書名からして酷いと思う。 続編が出ているとは、実に不可解なことである。