迷子の瑠璃ウサギ

・◆・◇・ 人生に 迷い迷って幾星霜 ・◇・◆・

生きるなんて

心の底から喜びを感じ、とことん楽しめる生き方とは、
自身で見つけた目的や目標に向かってじりじりと迫ってゆくことです。

生身である人間の脳の力は、フルスロットルでせいぜい一日に二時間が限度です。

自分にどんな才能が眠っているかを捜し当てる前に、現実との闘争に耐えられる能力を発見すべきです。

安定は、あなたの潜在能力をどんどん腐らせてゆきます。
あげくに、ほかにいくらでも生きる術があることを忘れさせてしまうのです。

真の友人とは、生きる目標をしっかりと定め、
孤独と闘いながら自立の道を着実に歩んでいる人間のなかにしか存在しないのです。

あなたの悩みに関する問題の回答は、全部あなたのなかにしっかりと用意されているのです。

しぶしぶ従うというのは、本気で個人に自由と自立を望んでいない何よりの証拠です。
力ある者に付き従うことの気楽さを知っていても、その依存症の恐ろしさについては考えもしないからです。

変化無しの退屈で安定した立場は、ほどなくあなたを死に対する不安をはるかに上回る不安に陥れ、
命を存続させてゆくことに耐えがたい苦痛を感じるようになるでしょう。

肉体が疎かにされていながら、精神だけが真っ当に輝いているということは、絶対に有り得ないのです。

意味無しでも存在できるのが存在というものなのです。