迷子の瑠璃ウサギ

・◆・◇・ 人生に 迷い迷って幾星霜 ・◇・◆・

新公共工事必要論

東京港のコンテナ取り扱い個数は日本一だが、東京港の水深は世界の水準と比べて浅い。
超大型コンテナ船が入港できないと、入ることの出来る港を経由する二重運送になり、コストがかかる。
大型船が接岸できる東京港の埠頭は飛行機の空域と重なり、航空機の安全に係わる。
 → では、横浜港など他の港へシフトしていけば良いのでは?

大阪湾岸には神戸港、大阪港、関空という世界に開かれたゲートウェイがあり、
これらの連携を強化して相乗効果を発揮する事も重要。
神戸港と大阪港が尼崎港を含め阪神港として一体化すれば、世界最大の港になる可能性がある。
 → SEA&AIR輸送の長所と短所の記述が欲しい。

長い将来を考えれば借金は一時的なことであり、何十年かかるか分からないがやがてなくなる。
それ以後は国民に巨大な恩恵をもたらす。
 → 全ての公共事業に、この言が当てはまるとは思えない。

なお、この本は約7割が日本の港湾レポートのような感じであったので、
全部は読んでいない。