迷子の瑠璃ウサギ

・◆・◇・ 人生に 迷い迷って幾星霜 ・◇・◆・

セミの気持ち

セミの一生って短くていいよな~、
生きる意味なんか考えてる暇ないしな~、
という話ではなく、夜のセミのことを考えてました。

時折、夜に鳴いてるやつがいるけど、
寝てるセミは安眠妨害されて怒り出さないだろうか―。

「おいオマエ!今、夜やっちゅーねん。」
 「え、いや、でも、明るいし気温も丁度ええやん。」
「ちゃんと寝とかな、朝おきられへんで。」
 「そやけど、昼間は暑すぎて婚活でけへんから焦ってるねん。」
「・・・分かった。許したるわ。」