迷子の瑠璃ウサギ

・◆・◇・ 人生に 迷い迷って幾星霜 ・◇・◆・

目をそらされた。

昨日の話なんだが、朝窓を開けたら猫がじっと座っていた。
ずっと動かないので、何を考えてんだろうなと思いながら私はその猫を見ていた。
つまらない。
口で合図を送ったら、こっちを向いた。

私たちは、何秒間だか何分間だか見詰め合っていた。
動物が相手なら平気なんだがなぁ。
先に目をそらしたのは猫だった。
勝った・・・!

そうじゃなくてーw
私の瞳から読み取れるものが何もなかったんだろうと思う。
猫だって暇じゃない。
いつまでもアンタになんか付き合ってられないよ、ってな感じか。